
01/ AI活用の実績
「対話自動化AIサービス」
AIアシスタントが入居者様の質問に自動で回答します

Web上で蓄積した過去データから学習したAIが、チャット形式で入居者様の質問に自動回答します。質問と回答の関連度に対して機械学習をさせることで、蓄積されたデータから統計的に最も適切な回答を導き出しています。また、回答内容に即した喜怒哀楽をキャラクターの表情に反映させることでユーザに共感を示し、双方向のコミュニケーションを促します。
「情報銀行」サービス
収集した情報と事業者をマッチングさせ、効果的な事業アプローチを実現
膨大なパーソナルデータを扱う情報銀行サービスです。こちらに当社のデータマイニングエンジン「AI Seren」を導入しました。ユーザの属性や行動などのビッグデータを解析し、日々の暮らしやその時々の行動にマッチしたイベント情報、クーポンなどの便益を提供します。パーソナルデータ預託とAIを組み合わせた新たなデータ活用の様式が、効果的な事業アプローチを実現します。
「需要予測サービス」
蓄積されたデータを分析し、来場数とニーズを導き出す

日々の運用で蓄積されたデータと気温や天候などの相関関係から、来場数を予測します。さらに会計データなどの情報を併せてAIが分析し、平均単価やリピート率、来場者の需要を割り出します。日々の業務向上に加え、経営課題の把握を可能にし迅速な経営判断をサポートします。
02/ AI研究開発
「機能をモジュール化して蓄積し、組み合わせる」という研究方針のもと、市場ニーズに合わせたAI(機械学習)のモジュール開発を行っています。日々の案件や研究から開発された機能をモジュール化して、組み合わせて相乗効果を生み出すことで幅広いAIサービスを展開しています。
※「モジュール」とはシステムの一部を構成する、ひとまとまりの機能を持った構成要素です。システム全体をいくつかの下位モジュールにわけ、そのインターフェースを標準化することで、モジュール組み換えによる柔軟な機能追加・変更が可能となります。当社ではモジュールの独立性を重視しており、モジュール単体で製品やサービスに組み込むことができます。
モジュール一例

組み合わせ例

市場ニーズに即したモジュールを組み合わせ、次世代対話型AI「LinKa」とデータマイニングエンジン「AI Seren」を製品化しました。

自動的にパターンを学習するAI(機械学習)は、ある程度のサンプルによってルールを自ら発見します。その際に「サンプルのどこに着目してルールを学習するか」という特徴量を指定する必要があります。機械学習手法の一つであるディープラーニングは、特徴量を人ではなくAI自身が算出します。ビッグデータ内に潜む特徴量を自動算出するため、大量のデータを活用する際に高い効果が発揮されます。近年では実用化が進み「自然言語処理」「音声認識」「画像認識」などの分野で適用されており、当社でも研究を行っております。

データマイニングにより生成された学習モデルは、入力に対していかに正解に近い出力を行うかで精度が判断されます。学習モデルの精度は学習させるデータの質に大きく影響されるため、ナノコネではデータマイニングを行う際のデータクレンジングに重点を置いています。外れ値の除去、時系列情報のカテゴリ化、連続値の変数を正規化するなどを実施し、データの整合性を図り学習を繰り返すことで精度向上に努めています。
03/ 幅広いサービス展開
常に市場動向を調査し柔軟にAI技術を取り入れており、 製品・モジュール単位で組み合わせてサービスを開発します。今後もAIの価値を最大限に発揮するサービスを社会に届け、「医療」「自動車」「小売り」「教育」「不動産」「金融」「情報銀行」「アミューズメント」「製造」など幅広い分野で社会課題の解決に貢献してまいります。
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ナノコネのAIサービスについての詳細は、こちらよりお問い合わせください。